クリスマスが終わればお正月準備モード!しめ縄飾りはどんな意味があるの?使う花は?
- 2019.12.27
- 壁掛け用のお花 季節のイベント
- ohanabako, お正月の花, お花のある暮らし, こだわり, サンタクロースからの最後の手紙, しめ縄飾り, プリザーブドフラワーのある暮らし, プリザーブドフラワーの魅力, 感情を表現する, 枯れない花, 正月飾り, 自分を育てる
お店を見つけていただきありがとうございます!
こんにちは!
プリザーブドフラワーのオンラインショップ ohanabakoのお店を運営している、おはる(@ohanabako)です☺
クリスマスが終われば一気にお正月準備ムード
毎年やってくるクリスマスが終わった翌日の26日がとっても寂しくなるお春です。
(日本人には、取って付けた感が大きいクリスマスですが、やっぱりクリスマス前のワクワク感はいつもたまらない・・・
だからこその寂しさ。)
クリスマスが終わると、ツリーやイルミネーションを片し、次第に玄関先に門松やしめ縄飾りを見られるようになりますね。
スーパーやデパートも、クリスマスが終わると一気にお正月モードです。
玄関先のクリスマスリースを片付けると同時に、しめ縄飾りを飾るご家庭も多いのではないでしょうか。
では一体しめ縄飾りにはどんな意味があるのでしょうか?
しめ縄には、神様のいらっしゃる場所と私達が暮らす場所を仕切る「結界」の役目があります。
しめ縄の「しめ」は「神様が占める場所」をいう意味します。
ご家庭でしめ縄を飾る場所ですが、神棚があれば神棚には必ず飾ります。
次に門です。門には「門の神様」天石門別神(あまのいわとわけのかみ・・天岩戸が神格化したもの)がいらして、家に入ってこようとする災難を防いで下さると言われています。
神聖な場所なので門にもしめ縄を飾りましょう。
その他、神様が入っていらっしゃいやすいよう玄関の扉、厄除けの意味で台所や水回りになどに、しめ縄を飾って置くと良いと言われています。
しめ縄飾りを始め、正月飾りに使われる花はどんな花?
縁起の良い花といえば、松・竹・梅が挙げられるでしょう。
松・竹・梅は「歳寒三友(厳寒三友)」と称され、寒い冬でも葉が枯れないため、枯れない強さからお正月の「縁起物」として尊ばれてきました。
【松の意味】
松は、常緑樹で1年中青いため「永遠の命」の象徴です。
また、松の中には樹齢数千年というものもあり、不老長寿と結びつけられるため、縁起が良いとされています。
【竹の意味】
竹は、寒い冬にも葉を落とさずに青々としています。
その上、強風や嵐の中でも折れないたたずまいや、曲がらずに真っすぐ成長する姿から、「誠実な心」や「強い志」などの象徴です。
【梅の意味】
梅は、早春に他の花よりに先駆けて咲くため、「出世」「開運」の象徴です。
また、厳しい寒さの中でも清らかな花を咲かせ、芳香を漂わせることから縁起の良いものとされます。
正月花は、松竹梅の他に菊や蘭を使用しても良いでしょう。
ただし菊を使う場合は、お供えに使うような「輪菊」と「小菊」を避けてください。
とりわけしめ縄には、ウラジロ・ダイダイ・ユズリハなどが使用されており、それぞれ縁起が良いとされる意味があります。
【ウラジロ】
左右に2枚の葉が広がることから「夫婦円満」を、さらに葉の裏が白いことから「清らかな心」を表します。
【ダイダイ】
1度実ると何年も木から落ちずにいるため、1つの木に何代ものダイダイが実っていることがあります。
このことから、ダイダイは「一族の代々繁栄」を意味します。
【ユズリハ】
新しい葉が伸びた後、古い葉が黄色くなり落葉する様子が次の世代へ「譲る」ことを連想させるため、「親から子への世代交代」の祈願が込められています。
こうやって見てみると、お飾り一つにとっても一つ一つに意味があるんだなぁと思わせられます。
意味を知ると、お正月を迎えるにあたって新しく心持を入れ替える準備にも気がこもりますね。
年の瀬とは言いますが、令和元年も残り5日となりました。
終わり良ければ総て良し。毎日を丁寧に過ごしていきたいものです。
-
前の記事
サンタクロースからの最後の手紙 2019.12.25
-
次の記事
令和元年も締めくくり。今年一年を振り返ってみた。 2019.12.30