ネイリストとフローリストの共通点〈色を扱う仕事〉
- 2019.09.02
- 色を活かした仕事 色彩心理学
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ネイリストとフローリストの共通点とは
人生で初めて自分の手にネイルをしてもらった日
日曜日は、プライベートでとっても仲良くしてもらっているネイリストのお姉さんのところにネイルに行ってきました。
実は私、生まれてこの方、自分でお金を出してネイルをしてもらったのは初めてでした。
お花の仕事をして長い年月が経ちましたが、自分を綺麗にしたり、女子力高めのアイテムを持ったりということは、あまり興味なく(というか、内面への自己投資が多いのかもしれない)もう30代も半ばに差し掛かろうとしています。笑
ただただ、お金に余裕がある貴婦人やお嬢様のたしなみだと思っていたのですが、蓋を開けたらびっくり、ネイリストと私が目指しているゴールとの共通点がたくさん見つかったのです。
対話を通して、女の子の〈ワクワク感〉を引き出したり高めたりできるネイリスト
「どんな色がいい?」
「こっちの白はどう?」
「このブルー、とっても肌に合うね~」
彼女は、私の色の好みや、どんなものが好きなのか、を、一つ一つ丁寧に聞いてくれました。
「押し花ネイルをしてほしいねん!」
と、事前に希望を申し出しただけだったので、色をどんな色にするかは、このネイルの施術時間(約2時間ほど)の中で、二人でどれがいいかな~と話しながら、決定していったんです。
彼女、カラータイプのインストラクター2級の資格を取得されているので、色のお話をするときには、私の中にスッと入ってきて。
私が色を選んだあとは、彼女は迷うことなく、親指には少しピンクがかったグレージュ、人差し指にはクリーム色、薬指にはくすんだブルーを塗っていきました。
私の選んだ色を、否定することなく、
「こっちもいいんじゃない?」
「その色だと、少し浮くんじゃないかな?」
と言いながらも、最終的には私が選んだ色を、「いいね、肌に合わせると鮮やかな色にも見えるよね」と、色を確認しながら丁寧に一つ一つの指に塗っていきました。
そうして可愛くなっていく指先を見ていると、女性としてとても大切に扱われているようで、自分がお姫様になったような気分になりました。
指先だけお姫様。
こういうのを、お花で表現したかったんだ
彼女は私の指先を綺麗にしながら、こう言いました。
「ネイリストってね、ただ単に、爪に色を塗ったり、アートを施したりするだけじゃないんだ。
定期的に来てくれるお客様は、月に一回、こうやって2時間、お客様と対話するんだよ。
そしたら、上辺だけの会話だけじゃなくて、深刻な悩みを打ち明けてくれるような間柄になるんだよ。
ちょっとしたカウンセラーだよね。
それを、色で、私の施したアートで、淀んだ心を引き上げてあげることもできるんだよ。凄いよね。」
って話してくれました。
それを聞いたら、
「それやわ。私がやりたいこと、それやわ。」と。
お花を使って、誰かの気持ちを引き上げたい。
そのお花を見るたびに、自分の行きたいベクトルの軸へ軌道修正できるようなお花を表現してあげたい。
そんな気持ちをかき立てられるような自分との対話でもあった大切な時間でした。
色の力を、お花でも表現できる
色は目に見えない「気」のようなエネルギーが備わっており、色を感じると心身に影響を与えます。
色ごとに、それぞれの癒し効果やパワーがあり、好きな色や嫌いな色などの好みも、無意識の中にある「色が持つエネルギーを取り入れたい」という本能的な欲求によるもの。
(例えば、寒い季節の寝具などに暖色系のものを好む傾向があるのも、体感温度を上げる効果のある色のパワーを取り入れたいという欲求の1つなのです。)
あなたがもらいたいエネルギーは何でしょうか?
あなたの心の底で持っている願望や欲求を、対話によって引き上げ、お花と色で表現いたします。
(と、未来の私からのメッセージとして投げかけてみました☺)
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