誕生日に花を。〈モノに溢れている時代に私たちが本当に求めている価値。〉
- 2019.11.18
- 季節のイベント 用途別のプリザーブドフラワー 花贈り
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こんにちは!
プリザーブドフラワーのオンラインショップ ohanabakoのお店を運営している、おはる(@ohanabako)です☺
妹の誕生日に花を贈りました。
先週、妹が32歳の誕生日を迎えましたので、花をプレゼントしました。
(これとは少し中身を変えて。ドライフラワーが好きな妹のために、ドライフラワーを多めにさしました。)
妹の誕生日にプレゼントするのは、お互いに家族を持って子育てに追われる毎日を過ごすようになってから、贈ったり贈らなかったり、不定期になっていました。
が、誕生日に花をプレゼントするのは、私の人生でも彼女の人生でも初めてのことでした。
モノが嬉しいんじゃない。そのモノを選んでくれた気持ちや背景が見えるから嬉しい。
私は、お誕生日にプレゼントする前に「何か欲しいモノある?」とズバリと聴くタイプです。
やっぱりその人が一番好きなものをあげたいし、どうせプレゼントさせてもらったのに「要らないな。」って思われるのは悲しい。
でも、最近この質問をすると、
「別に欲しいモノなんかないよ~。」
と言われちゃうんですよね。
かく言う私も、そう答えるな。
気を遣ってるとかではなくて、本当にそうだから。
〈モノ〉は、もう既に必要な分はだいたい手に入れてしまえる時代なんですよね。
(だって、私たちは〈モノ〉を持ちすぎて〈手放そう〉と努力する時代ですものね。断捨離ブームは時代の変化を物語ってるなと思う。)
それでもプレゼントをいただけることは嬉しい。
そこには、その人の気持ち〈無形のプレゼント〉がいっぱい詰まっているからだと思うんです。
誕生日プレゼントをもらったら
「私の誕生日を覚えててくれたんだな、嬉しいな。」
「私の誕生日のために、わざわざお店で私が好きだろうと思うものを選んで準備してくれたんだな。」
って思うし、
「このマフラーをプレゼントしてくれたのは、寒い冬を温かく過ごしてほしいという想いからなんだな。」
「私の好きなチョコレートケーキを買ってきてくれて、私の好きな好物を覚えててくれたんだな。」
とかっていうのは、モノが嬉しいのではなく、その人が自分のことを思ってくれる気持ちが嬉しいんですよね。
私たちは、本当に幸せな豊かな時代に生まれました。
もう、モノに関しては満たされてしまって、価値を感じづらくなっているんだと思います。
でも、その「私のことを大切に想ってくれている。」という〈象徴としてのモノ〉に、とても感動するのです。
〈モノの背景〉、言うならば、誰かが私のためを想ってくれて選んでくれたという気持ちに、私たちは感動を覚えるのだと思います。
〈無形のモノ〉、〈目に見えないもの〉にこそ、価値があり、求め合っている時代に私たちは今いるのだと思うのです。
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