お花の豆知識《ハーバリウムの流行の理由(1)》

お花の豆知識《ハーバリウムの流行の理由(1)》
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おはる

お店を見つけていただきありがとうございます!

 

こんにちは!
プリザーブドフラワーのオンラインショップ ohanabakoのお店を運営している、おはる@ohanabako)です☺

ハーバリウムの流行の理由


2017年頃から、 #母の日ギフト として認知度をあげてきた〈#ハーバリウム〉。

生花を置いているお花屋さんだけではなく、今では雑貨屋さんやスーパーの花コーナーでも見かけることも多くなってきたのではないでしょうか。

お花を買ったりプレゼントしたりすることはなくとも、〈ハーバリウム〉をもらったり、贈り物としてプレゼントしたことがあるよ、という人も中にはいるのではないでしょうか。



そもそも〈ハーバリウム〉って何?


ハーバリウム(herbarium)はもともと植物学における用語で、「植物標本集」を意味します。

植物の分類や生態を研究するにあたって、採集してきた植物を標本として集めています。




その集積が「ハーバリウム」。また、そうした標本を所蔵している建物や研究機関のことを「ハーバリウム」という場合もあります。

植物の標本は一般には「押し花標本」が多いですが、アルコールや保存液にひたした「液浸標本」もそれにあたります。(動物でいうとホルマリン漬け標本ですね)

この液浸標本のイメージが、ガラス瓶の中に植物を詰めた現在の『ハーバリウム』の元となっているのです。



押し花標本やボトルフラワーからのインスピレーション


今や絶大な人気を誇る〈ハーバリウム〉は、日本発祥のものらしいという情報がネットでわかり、衝撃を受けたのですが、© LUFF というお花屋さんが、沢山の試行錯誤を繰り返してやっと完成した新しいお花の楽しみ方だったようです。



Herbarium

植物標本という意味の英語です。

ボトルの中に特殊な液体と植物を入れて、長期間鑑賞できるようにしたもの。

時間の経過とともに、ごくわずか色の変化はあるものの、ホントにごくわずかです。

これを作るのに星の数ほどの失敗と、実験を繰り返しました。
途中、「あ、これ無理なヤツかもなぁ…」と諦めかけたこともありました。

深い思い入れのある、
LUFFのスーパーレコメンド商品です。

この記事見て、普通にめっちゃ感動しました。

作品作りに対するパワーが底知れない・・・尊敬しかない。

 

 

ちなみにwikipedia先生は


Wikipedia先生を調べてみると、こんな感じ。

 

#ハーバリウム とは

ハーバリウム(herbarium)は、植物学において保存された植物標本の集積(植物標本集)を指す言葉である。
これらは乾燥処理が施され台紙に貼り付けられたもの(押し葉標本)が通例であるが、素材によってはアルコールや他の防腐剤に浸して保存されるもの(液浸標本)もある。

また、インテリア装飾性の高いガラス瓶とシリコンオイルや流動性パラフィンなどを用いて、鑑賞目的で製作された植物標本もハーバリウムと呼ばれる。

ohanabakoのハーバリウムに対する思い


元々ohanabakoは、プリザーブドフラワーをメインにアレンジしたフレームを販売していました。

2年程前からじわじわと#ハーバリウム が流行し始めましたが、保存のし易さや制作の手軽さ、価格もお手頃であったため、#母の日 や#ちょっとした贈り物 にも最適なハーバリウム。

私自身、ハーバリウムを販売するつもりは無かったので、ハーバリウムの#真新しさ からお客様のニーズがそちらへ流れていくのを横目に、ショップ存続の危機すら感じていたことも。

でも、考え方を変えてみると、この〈真新しさ〉〈価格のお手頃さ〉〈ずっと見ていられる程の可愛さ〉から、お花を買ったことがない人が初めてお花を購入されるキッカケになった事も多いのでは。

今までお花を購入された事がない方とお花との距離をグッと縮めてくれた《ハーバリウム》。 敵対視さえしていた私が、#お花への想い を再確認させられるキッカケになった出来事があったのでした。《つづく》