お客様に育てられている。
- 2019.10.25
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こんにちは!
プリザーブドフラワーのオンラインショップ ohanabakoのお店を運営している、おはる(@ohanabako)です☺
子育ては親育て。自分が太陽でいるために。
「子育ては親育て」とはよく言いますが、私の娘も今年で10歳。
10年かけて、やっとその意味が分かってきた気がします。
お母さんの心の持ちようで、子どもの毎日の表情や言葉遣い、お母さんへの接し方は、その日その日によって全く別のものになるんだなと。
私が仕事で失敗したときや、人間関係で悩んだ時、それを見せまいと強く思ってもなかなかそれを隠せなくて、ふとした子どもの言動に感情的に対応してしまう。
すると、子どももネガティブな気持ちや、いら立ち、反発の心が生まれて、実際に私に攻撃したり、悲観的になったりする。
逆に私が外で、いいことがあって機嫌がよいと、優しい気持ちで子どもの話を聞いてあげたり、ちゃんと聞いてくれる私を見て、ますます子どもも自分の話を話してくれる。
まさに「お母さんの笑顔は家庭の太陽」という言葉の意味が、だんだんわかってきたような気がします。
だから、自分がどうしたら、毎日ご機嫌でいられるか、ということは、この10年間ずっと私の中で考えて考えて考え抜かれてきたんです。
だって、毎日ご機嫌でいるって、簡単なようで、一番難しいから。
自分の性格さえ矯正しないことには、叶わないような、自分の心の持ちようだったり、毎日の習慣によって、〈毎日ご機嫌〉が作られているんじゃないか、じゃあそれってどうやったら叶うのかなって。
毎日毎日考えてきました。
人と人との関係、相手が自分を育てるために何をプレゼントしてくれているかを考える。
これは、特に〈子育て〉に限らずとも、人と人との関係性の中で存在するものなんだと思います。
自分と子ども。
自分と夫。
自分と親。
自分と友人。
自分と仕事。
自分とお客様。
この中で、自分とは切っても切っても切り離せないものがあって、そこには必ずご縁があって。
相手との関係性を良くする究極の方法は〈自分が、相手に対してプラスの感情でいられるか〉ということを大事にしなければならない。
と思うのです。
それには、結局自分が〈相手が自分にとって一見マイナスの反応をしたとき(おこる・嫌なことを言う・不快な行動をする)、自分はどのような気持ちを抱くか、どのような行動を返すか〉試練を与えられていると思う。
そう思うと、これは、特に〈子育て〉に限らずとも、人と人との関係性の中で、毎度毎度が、謎解きのような、育てられているような気持ちになるのです。
お客様から指摘をいただいた、クレームを受けてしまった、反対に喜ばれた、温かい言葉がけをいただいた、その反応に、どのような行動を返すか、一つ一つに魂込めて誠心誠意対応していく。
それが今のお店を、私を作っていく。
その気持ちと同じくらい、私は〈お客様にもっと喜んでもらいたい、何ができるか考えていきたい〉と思えるように、自分がもっともっとテンションをあげていくために、自分がもっともっとお客様にしてあげたい!と思えるような気分になるにはどうしたらいいんだろう、ということを、ここ1年はずっと模索してきました。
子どもを育てる、お客様にモノを提供する、お客様にお心を提供する、人を育てる、ここには、究極、自分がどれだけご機嫌でいて、テンションをあげていくか、ということがとっても大事なんだと。
コップ一杯の水を満たすこと、溢れる水を誰かに分けてあげたいと思うほど水を自分に注ぐことこそ、子どもを、お客様を幸せに育てること。
それを教えてくれたのは、まぎれもなく子どもでありお客様であり。
子どもにそれを教えられて10年、お客様にそれを教えられて5年。
今の母としての私、お店のオーナーとしての私、まだまだ成長できる環境があることを本当に幸せに思っています。
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