生花(花苗・切り花)とプリザーブドフラワー。楽しみ方の違い。〈育てる楽しみ・組み立てる楽しみ〉(1)
- 2019.11.11
- お花の魅力 生花とプリザーブドフラワーの違い
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お店を見つけていただきありがとうございます!
こんにちは!
プリザーブドフラワーのオンラインショップ ohanabakoのお店を運営している、おはる(@ohanabako)です☺
生花(花苗)の水やりにはコツがある。
私は元々、生花店でお仕事していて、毎日お花の水やりをしたり、市場から仕入れされたお花の水揚げ作業をするのが、毎日時間を費やす主なお仕事でした。
地元ではとっても大きなお花屋さんだったので、水やりのお仕事だけで、しかもお店の半分分だけ担当するだけで、全てのお花苗に水をやるのに平気で2時間はかかってしまう、重労働のお仕事でした。
お花屋さんに勤めだして、新人の頃は、必ず任される〈水やり仕事〉。
最初は「そんな簡単なお仕事じゃなくって、ブーケを作ったりアレンジメントを作ったり、そんなお仕事をしたいな。」
と思っていたのですが、
あなどるなかれお花の水やり。
水やりこそ、お花屋さんで一番大切なお仕事。
水やりで、お花を育てることも、枯らすこともできちゃう、重要なお仕事だということがだんだんわかってきたんです。
元生花店スタッフが教える水やりのポイント。
実は私、生花店にお仕事をするまでは、水やりを正しく知らなくて。
(母に頼まれて玄関のガーデニングに水やりすることはあったが、水やりというより水まきだった。今考えると)
水やりやるだけに、何度店長や社長に怒られたことかというほど、水やりにはテクニックがあるのです。
知っていましたか?水やりに注意すること。
これ知ってるだけで、お花をすぐに枯れさせてしまう原因がわかるかもしれないから、心当たりある場合は是非試してほしいです☺
具体的には・・・
①花苗の土の状態がパサパサと乾いているか確認する。
(湿っていたらお水やりはしない。)
②花苗にお水をあげるときは、ポットが水が溢れ出すくらいポットひたひたにお水をあげて、鉢底穴から水を出す。
③花には決して水がかからないようにする。
④葉は(特に観葉植物)、ときどき霧吹きで水をかけて湿らせておく。
⑤朝一番に水やり、または夕方以降に水やりをする。
花苗を買ってきた、もらったけど、水やりしてもいつも枯れちゃうよ~って方、参考にしてみてね。
これを知ってるのと知らないのとでは、お花の寿命が長くなるどころか、すくすくお花は大きく育っていってくれます。
生花(切り花・花苗)は、香りと季節感と、育てる楽しみ。
花苗の水やりもそうだけど、切り花(お花屋さんでよく見かける、バケツに一本一本入ったお花のこと)も同じで。
花束をもらった!けどどう処理したらいいかわからない・・・
という人も多いのではないのでしょうか。
切り花も同じく長く命をのばしてあげる方法があります。
その方法を〈水揚げ〉と言います。
具体的には、花ばさみ(なかったら普通のハサミでもいいよ!)で、花茎の一番下の部分を斜めに勢いよく切る→すぐに新しい水につける。
という方法。
これで、切り花が綺麗なお水をお花のお顔のところまでぐんぐん水を吸い上げて、きれいなお花の状態を長く維持できる状態になります。
お花が好きな人って、花を育てるのも上手な人が多い気がします。
お花が好きな人は、お花を習っている人も多くて、生け花教室とか、フラワーアレンジメント教室とかに通っている人も多かったり。
私がお花の勉強会に行くと、講師資格を持っている方も多くて。
そういう人からすると、生花とプリザーブドフラワーは、全く別物とおっしゃるんですよね。
私はプリザーブドフラワー専門でお花屋さんを運営していますが、ほんとに生花とプリザーブドフラワーって全く違うもの。
生花は生き物なので、香りとか、季節感とか、育てる楽しみが強いと思います。
自分がお水をあげていることで、お花が生き生きと上を向いている。
それを見て、自分もその生命力をいただいている。というのが、気持ちを上向きにしてくれます。
命の大切さとかもわかる。
切り花は特に、1~2週間で枯れてしまうので、取り替えるスパンが短くなります。
お花の世話ができる人っていうのは、精神的に高いレベルに居られている人が多いんだと思います。
私はというと、その当時お花屋さんで水やりや水揚げをしっかり学んだにもかかわらず、なぜか家でお花を育てようと思っても、枯らしてしまうことが多かったんですよね。
今振り返ると、余裕がなかったんだろうなと思うのですが、だからこそ自分のペースでも暮らしに花を取り入れられるプリザーブドフラワーは、私には向いているし、プリザーブドフラワーというお花があってこそ、私はより一層お花が好きになれたんだと思います。
つづきは次回に書きますね(^^)
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